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The Sacred Triangle

​大地から海へ

From land to sea,
the connection to Hawaiian Ancestral Sites

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ファームはマウナ・ロア火山の斜面に位置し
ケアラケクア湾とホナウナウ国立公園を見おろしている
標高1400フィートの平和な環境であり
近くの森が火山の頂上に伸びる様子が一望できます

ケアラケクア湾とホナウナウにある
2つの特別なヘイアウ
(古代ハワイでの神殿や寺院)を繋ぐ
癒しの三角地帯と言われる特別な場所にあります


ハワイアンの文化は
アイナ
(土地)
オハナ(コミュニティ)
ケイキ(子ども)
アウマクア(自然界のさまざまな形として現れる

神秘的な祖先の意識、鳥やタコ、サメや梟、石や植物)
に対する  愛と尊敬を象徴しています

ホナウナウファームでは
ハワイの聖なるホスト文化からの知恵を取り入れて

土地と、どんなふうに共存して

大切にして生きていけるかに努めています

​Steve

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「あなたにとって、この地球で一番好きな場所はどこ?」

と訊かれると

昔から私の中から浮かんでくる風景は
朝日のケアラケクア湾だった

ここにはヘイアウ
(古代ハワイの神殿や寺院)が立っていて
古代ハワイでは、村がそこに存在していた

新しい朝を迎えながら

海へ向かう小道を歩いていると
昔ここに住んでいた

ハワイアンのスピリットたちの存在を感じる。

海を見つめていると
昔の彼らも同じような風景を見ていたのかなと
考えたりする

 

飛び跳ねているイルカ達の姿
冬になると、水平線に上がる

ザトウクジラたちのブロー


波の中で遊んでいると

彼らにもクジラのソングが聞こえてきたのかな?



私がケアラケクアとホナウナウに出会ったのは、20年前
18歳の自分にとっては聖なる遊び場のようだった

この数年間、ふっとよぎる思いがあって
古代のハワイの人たちが

この同じ海の中で見えていた風景って
どのようだったのだろう?

100年前のケアラケクアとホナウナウの

珊瑚礁、魚の種類や数
きっと想像できない以上に豊かで、鮮やかだったのだろう

この10年間だけでも、珊瑚が弱っていっているのがわかる

それは人間たちのフットプリント

人口と開発が増えていけばいくほど
山から海へと流れてくる水が汚れて


窒素や 殺虫剤や 除草剤を多く含む水
それが徐々に海のエコシステムの

バランスを崩していっている

私は海の中の変化を見ながら、わかっていった

海と大地のあいだの境目は存在しないこと
私たち人間とイルカやクジラや珊瑚の命は

繋がっていること

昔の鹿児島県では
漁師さんたちが、森に行って、木を植えていたそう

 

健康な森は、健康な海を保つから

という言い伝えがあったようで
昔の日本の漁師さんたちも
すべてが循環していることをちゃんとわかって生きていた


 

スティーブの言葉を思い出した


「人間がどのように農業をするかによって
海は破壊していくか、再生していくか

 

学生時代からずっと
この惑星の自然の再生に関心があって

現代の農業が、大地だけではなくて

海をどれぐらいダメにしていっているかわかった時に
パーマカルチャーを勉強し始めたんだ。

パーマカルチャーで

世界を変えていけるかもしれないと確信したから」

 

ファームからの景色は

ケアラケクアとホナウナウの湾が見渡せる

まるで、ファームが

聖なるトライアングルのてっぺんにあって
2つの湾とつながって

見守っているように感じる

この土地から
海へと流れていっている水が
できるだけピュアな水であることを心がけて


これからもずっと愛とリスペクトで
大地と関わっていきたいと感じています

Leina

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